金融庁が令和8年度の税制改正要望で、子ども世代の支援につなげようとNISAの「つみたて投資枠」について、現在18歳以上としている対象年齢の引き下げなどを求める方針とのニュースがありました。
税制改正がされた際には親が子の名義で積立てを行う事が予想されますが、その場合贈与税の非課税枠を新たに創設等されるのかが注目されています。
また旧NISAについては、2023年末で終了していますので、2023年に取得したものは非課税期間終了の2027年末までに売却または課税口座に移管する必要があります。
今年は2021年に取得したものの非課税期間が終了しますので忘れないようにしたいところです。
各府省庁は毎年税制改正要望を提出しており、令和8年度の要望一覧は未だ確認できませんが、後日財務省にて公表される予定です。
各府省庁からの要望が揃ったら確認したいと思います。
参考として前年度金融庁は
・死亡保険金の相続税非課税限度額の引上げ(相続税)
・上場株式等の相続税に係る物納要件の見直し(相続税) 等の要望を提出しています。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2025/request/fsa/index.html
(小林)