オリオン税理士法人
雑記

個人型年金の加入可能年齢の拡大


確定拠出年金には企業型と個人型があり、個人型は通称「iDeCo」もしくは「個人型DC」と言われているものです

確定拠出年金法 第62条第1項関係が改正され
個人型年金の加入要件について、60歳未満の要件が削られ
国民年金法の第一号被保険者(保険料免除者を除く。)
第二号被保険者(企業型掛金拠出者等を除く。)、第三号被保険者及び任意加入被保険者について
個人型年金加入者となることができるようになりました

つまり、今までは60歳までしか加入する事ができず、また掛け金の拠出も出来ませんでしたが
任意加入被保険者等で国民年金に加入していれば、60歳以降iDeCoへ加入する事も
65歳まで積立てする事も可能になりました

5年延長される事によって
老後の資金が更に増やせる事と、積立てた掛け金の所得控除期間も長くなります

支給開始時期は老齢基礎年金や老齢厚生年金同様
60歳~75歳まで選択する事ができますが、加入期間に応じて、受取可能な時期が変わってくるので
ご注意ください

【参考】受取可能年齢について
   iDeCo加入期間   受取可能年齢
    10年以上      60歳以降
    8年以上        61歳以降
    6年以上        62歳以降
    4年以上        63歳以降
    2年以上        64歳以降
    1ヶ月以上       65歳以上

【参考】厚労省 iDeCoパンフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/12500000/000987623.pdf

K.K.K

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